廃棄の冷凍カツを転売=処分委託先が不正―壱番屋

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      16/01/15 23:58:49

    2016年1月14日 16時10分
    愛知県警がダイコーを家宅捜索へ 廃棄カツ横流し


     カレーチェーン大手「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(愛知県一宮市)から廃棄処分を依頼された冷凍ビーフカツが横流しされた問題で、愛知県は引き続き、流通経路を調べているが、県の調査で判明した食品スーパー「Aマートアブヤス」(本部・名古屋市中川区)以外にも、冷凍カツは名古屋市内の弁当店や精肉店などで幅広く販売されていた。一方、同県警は14日午後にも廃棄物処理法違反の疑いで、処分の依頼先の同県稲沢市の廃棄物処理業ダイコーを家宅捜索する方針を固めた。

     また、名古屋市は14日午前、食品衛生法に基づき、スーパーや弁当製造施設など13カ所の立ち入り調査を始めた。同市食品衛生課によると、13カ所への立ち入り調査で、保健所職員らが仕入れや販売、在庫状況を確認している。ほかへの流通の有無や、不正販売を知っていたかなどを聞き取りし、愛知県とも協議し、今後の対応を決める。

     一方、岐阜県は14日午後、食品衛生法に基づき、ダイコーからビーフカツを購入した岐阜県羽島市の麺類製造業「みのりフーズ」を立ち入り調査する。県は13日午後に同社を調査し、転売先の特定を進めている。

     本紙の取材によると、この問題が発覚した12日以降、愛知県が食品衛生法に基づき立ち入りや聞き取り調査したスーパー、弁当店、仲介業者などは計30カ所近くに達する。

     この問題で、壱番屋から冷凍カツ4万枚の廃棄を依頼されたダイコーは食品としてみのりフーズに売却。少なくとも4つの仲介業者を経て「Aマートアブヤス」の神守店(愛知県津島市)と春田店(名古屋市中川区)の2店に流れ、県は、この2店で5405枚が販売されたことを確認している。

     カツは、生肉に衣を付けて冷凍し、1袋5枚入り。昨年9月の製造中に合成樹脂片が混入した。県によると、樹脂片は小さく、食べても健康を害する可能性は低いが、廃棄物として扱われたため、温度管理など適切に保存されたか不明。

     問い合わせは愛知県の「食の総合相談窓口」=電052(951)4149=へ。14日朝から「食べてしまった」「保管しているが、どうしたらいいか」など電話が相次いでいる。

    (中日新聞)

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