軽減税率 「食品全般」「外食は除外」自公が正式合意 財源1兆円は検討先送り 

匿名

匿名

15/12/12 18:00:46


産経新聞 12月12日 17時50分配信

 自民、公明両党は12日、平成29年4月の消費税率10%引き上げ時に導入する軽減税率(8%)の対象品目について、生鮮食品に加工食品も加えた「食料品全般」とすることで正式合意した。税収減を埋め合わせる財源約1兆円の確保については結論を先送りし、今後検討することにした。

 自公両党は週明けに軽減税率を盛り込んだ28年度与党税制改正大綱を決定する。

 自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長が12日、都内で協議。11日までに合意した食料品全般に加え、外食も含める「酒類を除く飲食料品」に拡大すべきかどうか検討を進めた。

 ただ、外食まで広げると料亭など高級店の飲食も対象となり、「高所得者層まで優遇されるのは制度の趣旨に合わない」(閣僚経験者)と判断し、含めることを見送った。

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