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- 匿名
- 15/12/08 23:13:53
TBS News i 12月8日 19時42分配信
大手居酒屋チェーン「和民」に勤務していた女性が自殺し、遺族が創業者で参議院議員の渡邉美樹氏らに損害賠償を求めた裁判で、渡邉氏側が賠償金1億3365万円を支払うことなどで和解が成立しました。
この裁判は、2008年にワタミグループの居酒屋で働いていた森美菜さん(当時26)が自殺し、遺族が会社と当時社長だった渡邉美樹氏らに損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたものです。
8日に東京地裁で行われた和解協議で、渡邉氏らが遺族に賠償金として1億3365万円を支払うこと、森さんと同じ2008年以降に入社したおよそ1000人に対して、未払い賃金としておよそ4500万円を支払うこと、過重労働の再発防止策を守ることなどで和解が成立しました。
「私としては、悲しみとともにワタミに入社を許してしまったこと、生きているうちに助け出してあげられなかったことへの後悔はこの先も死ぬまで続く」(森さんの母・祐子さん)
「本当に反省してるなら、和解条項を守っていい会社になってもらいたい」(森さんの父・豪さん)
渡邉氏は和解協議に出席し、「心からお詫び申し上げます。責任は私にあります」と、直接、遺族に謝罪して「和解の趣旨を誠実に実践し、自らと会社を改革してまいります」などとしたコメントを発表しました。(08日17:48)
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