- ニュース全般
-
笹子事故 けがの女性和解成立
中央自動車道の笹子トンネルで起きた天井板の崩落事故で、けがをした女性が、トンネルを管理する中日本高速道路などに損害賠償を求めた裁判は8日、横浜地方裁判所で和解が成立しました。
平成24年12月、山梨県の中央自動車道の笹子トンネルで天井板が崩落した事故で、死亡した男女5人とともに、ワゴン車に乗っていてけがをした女性は、事故を防ぐための注意義務を怠ったとして、トンネルを管理する「中日本高速道路」と安全点検を行う子会社の「中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京」、それに、事故当時の社長や役員、合わせて4人に、合わせて2600万円余りの損害賠償を求めていました。
これまでの裁判で、会社側と4人は争う姿勢を示しましたが、女性の弁護士によりますと、その後、和解に向けた話し合いが行われ、8日、横浜地方裁判所で和解が成立したということです。
弁護士は、和解の内容を明らかにしていません。
これについて、中日本高速道路は「和解の成立は事実です。被害に遭われた方々に対して、深くお詫び申し上げます。グループを挙げて再発防止と安全性向上に徹底的に取り組んでまいります」というコメントを出しました。(02月09日)
- 0
16/02/10 01:53:40