匿名
マイナンバーの番号通知カードの配達で、石川県珠洲市の珠洲郵便局の男性局員が、留守だった配達先21軒で住人に渡したように見せ掛けるため、簡易書き留めの受け取りサインを偽造していたことが6日、分かった。
日本郵便北陸支社(金沢市)によると、カードが入った書留は郵便受けに入れていた。
男性局員は「配達率を上げたかった」とサインを偽造していたことを認めている。
5日に配達した55軒のうち、住人が留守だった世帯の一部で、簡易書き留めで必要とされる受領サインを自分で配達証に書き込んでいた。
留守中に簡易書き留めが届いていたことを不審に思った住人が珠洲郵便局に問い合わせて発覚した。
【マイナンバー制度】
国内で住民票を持つ全ての人に12桁の番号を割り当て、国や自治体が税や社会保障などに関する個人情報を管理する制度。
平成30年には任意で預金口座に適用されるほか、基礎年金番号と結び付ける方針も決まっている。
10月から番号通知カードの配達が始まり、各地で誤配達などが相次いでいる。
産経ニュース
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