乳児を路上に置き去り 茨城

「生まれたばかりの赤ん坊が道路に捨てられている」警察に通報があった。

　赤ちゃんを発見した人
「見にいったら真っ裸で赤ちゃんがいた。なにもくるまれていない、生まれたままの状態」

赤ちゃんに外傷などはなく、命に別条はないものの低体温症にかかり、病院で治療中だという。

　現場は人通りの少ない市道で、赤ちゃんは幅３ﾒｰﾄﾙほどの道路脇に置かれていた。

(11/3)日ﾃﾚNEWS24

読売新聞

発表によると、女児は身長約５０センチ、体重３１４０グラム。

路上に放置されているのを近くの男性
（３８）が見つけ、１１０番した。

　男性の母親（６１）は、「触ると冷たくなっていて心配した。生きていてよかった。お母さんはどこに行ったのだろうか」と困惑していた。

ＮＨＫ18時17分

置き去りは午前６時ごろか

近所の複数の人たちが午前６時ごろから赤ちゃんの泣き声が聞こえ始めたと話しているということで、警察では、その少し前に置き去りにされたとみて保護責任者遺棄の疑いで付近の防犯カメラの映像を調べるなどして捜査しています。

　「何も包まれていない、生まれた状態。（周りには）何にもなかったです、ただ赤ちゃんだけ」
（目撃した女性）

　鉾田市の３日朝の最低気温は１１．９度まで下がっていた。

11月3日23時16分

　６０代の女性とその息子が、裸のまま捨てられている乳児を見つけた。

地元消防が駆け付け、病院に搬送。

鉾田署は身元の確認を進め保護責任者遺棄の疑いで調べている。

　鉾田署や発見した女性によると、長さ約１０センチのへその緒がついた状態。

女性は発見後、バスタオルを取りにいったん家に戻り、タオルでくるんで抱いたところ泣きやんだという。

(共同通信)

TBS News

　３日の朝、鉾田市は雨が降っていて最低気温は１１．９℃まで下がり、、発見された時の赤ちゃんの体温はおよそ２３度まで低くなっていたという。

　その後、病院に運ばれて体温も上昇した。

　鉾田署は、出産直後の女児を道路に置き去りにたとして、保護責任者遺棄致傷の疑いで、佐藤美和容疑者＝鉾田市当間＝を逮捕。

「頭の中が真っ白になった」と容疑を認めている。

　３日早朝に自宅で女児を出産したという。

逮捕容疑は同日朝、女児を自宅近くの市道脇に置き去りにし、約２週間の低体温症を負わせた疑い。

(共同通信)

　県内在住の佐藤容疑者の知人男性から４日、「知り合いに心当たりがある」と同署に情報提供があり、相談、ＤＮＡ鑑定の結果などから、女児と佐藤容疑者のＤＮＡ型が一致し、佐藤容疑者が女児の実母であることが確認された。

　現在、保育器に入り治療を続けている。
佐藤容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。

調べに対し「自宅で一人で産んだ。産むことを誰にも相談できなかったので、仕方なかった。」とも供述している。

家族は「妊娠を知らなかった」と話している。

産経ニュース