アパートに男性遺体、絞殺か　港には母親の遺体　長崎

朝日新聞デジタル

　２４日午前１０時５分ごろ、長崎市柳谷町のアパートの一室で、この部屋に住む無職平野晃さん
（６５）が死亡しているのを訪れた警察官が見つけた。

長崎県警によると、首に圧迫されたような痕があり、殺人事件とみて捜査している。

　同日午前７時ごろには、長崎港（同市元船町）の岸壁付近で、平野さんの母すみえさん（８９）＝同市岩川町＝の遺体が浮いているのを通行人が見つけて１１０番通報した。

県警は、平野さんの殺害とすみえさんの死亡との関連についても調べている。

　県警によると、平野さんは２３日に入院先の病院から一時帰宅していた。

遺体は居間の床の上で仰向けになり、首まで掛け布団が掛けられていた。

首に圧迫されたような痕があるほかは、目立った外傷はない。
室内に荒らされたような跡はなかったという。

　すみえさんの遺体には目立った外傷はない。

岸壁には靴や手提げバッグが置かれていたという。

　２人を知る女性
（６９）によると、２３日午後６時半ごろ、晃さん宅で２人が夕食を食べていたのが外から見えたが、変わった様子はなかったという。