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- 匿名
- 15/10/16 23:44:37
Mr.サンデー ムヒカ元大統領(世界一貧乏な大統領。月収97万のうち9割を福祉団体に寄付し、国民の平均月収で今も暮らしている元大統領)のインタビューまとめです。もう家庭を持っている皆さんの心には響かないかと思いますが、子供たちへ。
「私はみんな豊かさというものを勘違いしていると思うんだよ。
大統領というのは多数派が選ぶものだから、多数の人と同じ生活をしなければならないんだ。
国民の生活レベルが上がれば自分もちょっとあげる。
少数派じゃいけないんだ。
日本人は魂を失った。
今の日本人は賛成じゃないかもしれないけどね
多くのものを持たなかった日本人
「足るを知る」を美徳とした文化
今の日本は産業社会に振り回されていると思うよ。すごい進歩を遂げた国だとは思う。
だけど本当に日本人が幸せなのかは疑問なんだ。
西洋の悪いところを真似して、日本の性質を忘れてしまったんだと思う。日本文化の根源をね。
幸せとは物を買うことと勘違いしているからだよ。
幸せは、人間のように命あるものからしかもらえないんだ。
物は幸せにしてくれない。
幸せにしてくれるのは生き物なんだ。
私はシンプルなんだよ。無駄遣いしたりいろんなものを買い込むのは好きじゃないんだ。その方が時間が残ると思うから。もっと自由だからだよ。なぜ自由か…?あまり消費しないことで大量に購入した物の支払いに追われ、必死に仕事をする必要がないからさ。
根本的な問題は君が何かを買うとき、お金で買っているわけではないということさ。
そのお金を得るために使った「時間」で買っているんだよ。
請求書やクレジットカードローンなどを払うために働く必要があるのなら、それは自由ではないんだ。
君が日本を変えることはできない。でも自分の考え方を変えることは出来るんだよ。
世の中に惑わされずに自分をコントロールすることはできる。
わかってくれるかな?
君のように若い人は、恋するための時間が必要なんだ。
子供ができたら子供と過ごす時間が必要だし、友達がいたら友達と過ごす時間が必要なんだ。
働いて働いて働いて、職場との往復を続けていたら、いつの間にか老人になって、唯一できたことは請求書を払うこと。
若さを忘れてはいけないよ。
ちょっとずつ使いなさい。そうなるまで素晴らしいものを味わうように…。
生きることにまっしぐらに。
私がいなくなったときに、他の人の運命を変えるような若い子たちが残るように貢献したいんだ。
本当のリーダーとは、多くの事柄を成し遂げる人ではなく、自分をはるかに超えるような人材を残す人だと思うから。」
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