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- 匿名
- 15/10/13 16:02:52
神奈川県教育委員会は、少子化の影響で生徒数の減少が見込まれることから、来年度から10年余りかけて県立高校を30校近く減らすことになりました。
神奈川県教育委員会によりますと、県内の公立の中学校を卒業した生徒の数は、少子化の影響などで、昭和63年のおよそ12万2000人をピークに減り続け、今年3月は6万9000人となっています。
県内には全日制と定時制などを合わせて県立高校が142校ありますが、このままで推移した場合、15年後の2030年には入学を希望する生徒が、県立高校の受け入れ可能枠をおよそ1万人下回る見込みとなっています。
このため県教育委員会は、このままでは授業や部活動に影響が出る学校が多くなるおそれがあるとして、来年度から12年かけて県立高校の数を30校近く減らすことになりました。
具体的には、県内を5つの地域に分けて、それぞれの実情に合わせて高校1つ当たりの学級数が8から10になるよう、再編・統合を進めていくとしています。
神奈川県教育委員会は「学校を減らすというのは、地域の人たちや卒業生への影響が大きいので、さまざまな意見を聞きながら慎重に進めていきたい」としています。
NHKニュース
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