２８日はスーパームーン　中秋の名月翌日、全国晴れ予報

産経新聞

もう見た？でっかい満月…関東などで「明るいお月見」期待

　２８日夜、関東地方などで雲の間から観測できそうだ。

今年もっとも小さく見えた満月に比べ、直径は１・１４倍となり、明るさも３割ほど増すという。

２７日は「中秋の名月」で、２日続けて「お月見」が楽しめるかもしれない。

　国立天文台によると、月は地球の周りを楕円（だえん）状の軌道で回っており、今年は２８日午前１０時４６分にもっとも地球に近づき、同１１時５１分に
満月となる。

日本では月が地平線の上に出ていない時間帯のため見られないが、夜になれば大きな明るい満月が上る。

　気象庁天気相談所によると、２８日夜は全国的に雲が多いと予想されるが、本州を中心に雲間から大きな月を楽しめる可能性があるという。

満月に腰かけて
　各地の空に

朝日新聞デジタル

　比較的、天候に恵まれたこともあり、各地の夜空にまん丸の月が姿を現した。

手すりに腰掛けて、中秋の名月を楽しむ人たち＝２７日午後５時４７分、札幌市東区のモエレ沼公園、恵原弘太郎撮影

東京タワーでお月見を ライトアップで引き立て

２７日、東京タワーでは中秋の名月の明かりを引き立てようと、タワーの上部と足元を消灯して真ん中部分を水色にライトアップする年に
１度の「お月見ダイヤモンドヴェール」が行われた。

　天候に恵まれたこの日は夜空に月がくっきりと浮かび上がり、タワーを訪れた見物客はカメラやスマートフォンで名月を写真に収めていた。
　普段は土日、祝日の日中のみ開放しているタワーの外階段を、夜でも上れるイベントも実施した。

　ライトアップした東京タワー（中央下）＝２７日夜、東京・六本木ヒルズ屋上から(共同通信)

毎日新聞

秋告げる十五夜…

　札幌市東区のモエレ沼公園では、築山の上にほぼ真ん丸の月が浮かび上がり、カップルや家族連れが幻想的な雰囲気を楽しんだ。

札幌市天文台によると、満月の２８日には月が地球に最も近づき、最も大きく見える。

このため、この日もスーパームーン同様の迫力ある十五夜になった。

夕暮れ時に姿を見せた中秋の名月＝札幌市で２０１５年９月２７日午後５時２４分、武市公孝撮影

毎日新聞

一緒に空の旅…
羽田空港の空に輝く

　東京・羽田空港では、飛び立った飛行機の背景に、ひときわ大きくて明るい月が浮かんだ。

　中秋の名月は新月から１５日目の月のことで、必ずしも満月と一致しない。

今年は翌２８日が満月。

羽田空港で２０１５年９月２７日午後５時３４分、丸山博撮影

大阪・新世界からもくっきりお月さん
(THE PAGE)

大阪などの近畿各地でも、きれいに見えるところが多くSNSでも盛り上がりをみせている。

大阪市浪速区にある通天閣周辺の新世界でも、空を見上げながら「きれいやなぁ」とつぶやく観光客らの姿も多く見られた。

　大きなビリケンさんと記念撮影を楽しんでいた大阪市大正区の女性（56）は
「きのう、お団子の材料買おう思ってスーパーを回ったけど、どこも売り切れやったわ。3件目でちょっと高いやつだけあったんで、さっき食べてきた」
と笑顔で語り、携帯電話のカメラで何度も月の撮影にチャレンジしていた。

　大阪管区気象台によると、同日の大阪市内の最高気温は28.1度を観測。

だが午後11時現在は21度とすごしやすくなっている。

夜空を見上げる人からも「ちょっと寒なってきたなぁ」という声がちらほら聞こえるなど、すっかり秋の雰囲気が漂っていた。

くっきりとした月を眺めることができた。飲食店の提灯なども目に入る
＝27日午後11時半ごろ、大阪市浪速区で

東京の空にぽっかり、くっきり
(THE PAGE)

27日、丸い月が昇った。

時折、薄い雲に遮られながらも、明るい光が街を照らした。

月面の様子は、双眼鏡でもよく観察できるので、ぜひ覗いてみたい。

　「中秋の名月」は、満月であるとは限らない。

正確にいうと、満月は28日午前11時50分ごろだが、日本からは地平線の下にあって、残念ながら見えない。

　そもそも満月と
「中秋の名月」は
一致することの方が珍しいのだ。

来年の中秋の名月は
9月15日になる。

東京の空に浮かんだ（午後8時55分、東京都墨田区から撮影）

　２７日、近畿や
中・四国は、ほぼ全域で晴れ間が広がる〈お月見日和〉となった。

　満月が今年一番大きく見える「スーパームーン」の前日とあって、大阪市内では普段より一回り大きく明るい月が出現。
梅田スカイビル（同市北区）の屋上から眺める人たちのシルエットが月夜に浮かび上がった。

気象庁によるとスーパームーンとなる
２８日も、近畿や中・四国はおおむね晴天に恵まれる見込みという。

YOMIURI ONLINE

夜空に浮かんだ「中秋の名月」（手前は梅田スカイビルの屋上から月を眺める人たち）（２７日午後、大阪市北区で）＝浜井孝幸撮影

今宵はスーパームーン　見られる所は
(tenki.jp)

昨夜の「中秋の名月」に続き、今夜はスーパームーンが見られます。

2日続けて月を眺めるイベントが続きますね。

今夜は月を眺めてみてはいかがですか?

今夜は、今年最も大きい満月(スーパームーン)が見られます

月が地球にもっとも近づく時刻は午前10時46分
満月になる時刻は午前11時51分
月が地球に最接近する時間と満月になる時間の差はほぼ1時間で、これがピーク時です。

日本ではピークの瞬間は昼間のため見ることは出来ませんが、今夜はほぼ満月です。

夕方以降空が暗くなったらスーパームーンを探してみて下さい。

東京の日の入りは17時30分、月の出は17時40分です。

太陽が沈むとすぐに東から月が現れます。
また、月だけを単体で見ても、その大きさを感じにくいでしょう。

日没直後=月が地平線から昇り始める頃は、地上にある物との対比がしやすいため、月を大きく感じることができますので、早々と空を眺めてみて下さい。

スーパームーンが見られる所は

スーパームーンが見られそうなところは、晴れる九州北部から東海地方です。

関東地方は夜は雲が広がりやすいですが、夜のはじめ頃ならなんとかみられるでしょう。

日没直後は可能性は大きいですが、夜遅くなればなるほど確率が低くなります。

九州南部と北陸、東北、北海道は厚い雲に覆われ、にわか雨や雷雨の所があるため、可能性は低いです。

ただ、あすは北陸、東北、北海道の天気は回復するので、大きな月が見られる所が多くなるでしょう。
月の出の様子
ちなみに、これは大阪で撮影した、27日の夜の「中秋の名月」の写真です。
夜空に浮き上がった様子

なぜか全体に紫色になってしまった！
スマホで、普通に撮ったんだけど…

きれい

旦那が写真撮ってた～

私が撮ったのしょぼいなｗ

産経新聞

被災地でもスーパームーン　岩手・陸前高田では「希望のかけ橋」照らす

　「スーパームーン」が観測された２８日夜、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市では「希望のかけ橋」と名付けられた復興工事用の巨大ベルトコンベヤーの上に、まばゆい光を放つ満月が浮かんだ。

　午後７時ごろ、ライトアップされたベルトコンベヤーを越えてくっきりとした輪郭の月が昇り、近くに立つ「奇跡の一本松」をこうこうと照らした。

　国立天文台によると、月は楕円（だえん）形の軌道で地球を周回しており、今年は２８日午前１０時４６分に最も近づいた。
　
ライトアップされた復興工事用の巨大ベルトコンベヤーの上に昇った「スーパームーン」＝２８日夜、岩手県陸前高田市