未成年女性か、白骨遺体見つかる 宮城県栗原市 県警、死体遺棄事件で捜査

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      15/10/28 00:01:09

    宮城17歳少女死体遺棄で逮捕 “不倫関係”だったDV男の素性

     宮城県栗原市の空き家裏の杉林で白鳥真由さん(17=仙台市出身)の遺体が見つかった事件。元交際相手のとび職、佐藤亮容疑者(29=埼玉県戸田市)が9月29日、死体遺棄容疑で県警に逮捕されたが、呆れるのは佐藤容疑者の素顔だ。真由さんにたびたび殴る蹴るの暴力を振るっていた。そのうえ妻子持ち、つまり彼女とは不倫関係だったのだから、どうしようもない男だ。

     佐藤容疑者は栗原市の出身。地元の中学を卒業後、高校には進まず、県内の工場などを転々としていたという。

    「母親が再婚を繰り返すなど複雑な家庭で育ち、中学では金髪にしたりカツアゲをするなどのワルだったといいます。4人兄弟の三男で、中学時代までは遺棄現場の空き家に住んでいました。しばらく県内で働いた後、ひとり埼玉に移り住んだようです」(地元マスコミ関係者)

     佐藤容疑者と真由さんは出会い系サイトを通じて知り合い、昨年7月ごろから“遠距離恋愛”をしていた。

    「当時、佐藤容疑者は結婚していて、真由さんとは不倫関係だった。昨年9月上旬から、宮城県内の商業高校を中退した真由さんを埼玉県川口市内のアパートに住まわせ、妻子がいる自宅と行き来していたようです。ただし、事件の関係なのか、その後、離婚。建設会社の社宅でひとり暮らしをしていた」(前出の地元マスコミ関係者)

     佐藤容疑者は真由さんに繰り返しDVを加え、真由さんは昨年11月上旬に、「(佐藤容疑者が)怖い。仙台に帰りたい」などと埼玉県警に相談。自身のツイッターには「散々怒鳴って散々殴り蹴りしてる」などと悲痛な思いをつづっていた。

    「真由さんは11月下旬に父親らが暮らす仙台市内の実家に戻り、警察にも『(佐藤とは)別れる。もう会わない』と話していた。ところが1カ月と経たないうちに再び実家を出てしまい、12月上旬以降、真由さんの生存は確認できていません。埼玉にいる佐藤容疑者と“再会”し何らかのトラブルに巻き込まれたとみられています」(捜査事情通)

     なぜ、DV男のもとに舞い戻ったのか。県警は、佐藤の殺人容疑の立件も視野に捜査を進めているという。

    日刊ゲンダイ

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