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- 匿名
- 15/09/06 20:22:41
産経新聞
川崎市幸区の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で昨年11~12月、入所していた80~90代の男女3人が相次いでベランダから転落死していたことが6日、分かった。
施設の運営会社は
「現段階では事故ととらえている」としているが、川崎市は施設側に対して原因究明や再発防止を求める指導をした。
神奈川県警は不審な点がないか、経緯を慎重に調べている。
運営会社や消防などによると、この施設では昨年11月4日、入所者の男性=当時(87)=が4階から転落。
続いて12月9日に女性=当時(86)=が同じ4階から、同31日には別の女性=当時(96)=が6階から、それぞれ転落した。
夜間巡回中の施設職員が、窓が開いていたことなどから室内を確認して発見し、119番通報した。
いずれも未明の時間帯で、遺書などは確認されていない。
3人の部屋はすべて個室で、ベランダには高さ約1・2メートルの手すりがあった。
当時夜勤を担当していた職員に聞き取りをした結果、転落前の3人に特段変わった様子はみられなかったという。
施設を運営する会社の中坪良太郎本部長(37)は産経新聞の取材に「事態を重く受け止めており、再発防止のためにベランダの点検などを行った」と謝罪した。
施設は平成23年11月に開設され、6階建てで居室は80室あり、支援や介護が必要な高齢者が入居。
開設以来、この3人以外に転落事故は起きていないという。
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