元巡査部長強制わいせつ容疑再逮捕　愛知県警

４年前に女子高生にわいせつな行為をしたとして、愛知県警は１０日、名古屋市天白区、元同県警北署巡査部長・望月康太被告（２９）（強姦ごうかん未遂罪などで起訴）を強制わいせつ容疑で再逮捕した。「性欲を満たすためにやった」と容疑を認めているという。

　発表によると、望月被告は２０１１年６月２４日深夜、名古屋市内の路上で、イヤホンを付けて歩いていた女子高生の口をふさぐなどして近くの駐車場に連れ込み、体を触るなどした疑い。

　望月被告は「イヤホンを付けたり、スマートフォンを操作したりしている一人歩きの女性を狙い、数件やった。スリルや快感が忘れられなかった」と供述しているといい、県警が余罪を調べている。

　望月被告は、１１年９月に同市内のアパートに侵入し、女性に乱暴しようとしたとして、県警が今年８月１７日に強姦未遂容疑などで逮捕。今月７日、懲戒免職処分にした。