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大阪市此花区の団地で5日、自宅で倒れていた熱中症の男性(76)を警察官が救助し、一命を取り留めていたことが6日、分かった。
知人男性と連絡が取れないことを不審に思った女性が大阪府警此花署に相談。
署員が男性が住む団地へ急行し、男性の携帯電話を鳴らして部屋を特定した。
診断した医師は「あと数時間救助が遅れていれば命の危険があった」と話しており、署員の機転が人命救助につながった形だ。
同署によると、5日午後6時5分ごろ、女性から「知人男性と連絡が取れない」と同署に相談があり、署員らが男性が住む同区春日出北の団地に向かった。
しかし、男性の部屋がどこにあるのか分からなかったため、署員が男性の携帯電話を鳴らし続け、その着信音を頼りに部屋を特定したという。
署員が隣室のベランダから男性の部屋に入ったところ、居間でぐったりと倒れていた男性を発見。
すぐに119番した。
救急搬送された男性は熱中症と診断された。
男性は1人暮らしで、当時は窓は閉められ、クーラーも使用していなかった。
男性は今も入院中だが、快方に向かっているといい、同署には男性の姉(81)から感謝の電話が寄せられた。
産経ニュース
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