匿名
埼玉新聞 12:00
県教育局は18日、県内の公立学校(さいたま市立学校を除く)で2014年度に発生した教員による体罰は前年度比8件(約36%)減の14件だったと発表した。体罰をした教員は12人で前年度の22人からほぼ半減し、被害を受けた児童生徒数は同33人減の12人だった。
同局は「これまで重点的に取り組んできた成果が徐々に現れてきた。根絶を目指しているので、より一層努力する必要がある」としている。
調査はさいたま市立学校を除く県内の公立小中、高校、特別支援学校の1250校の児童生徒や保護者、教職員を対象に行ったアンケート結果などをまとめた。
体罰の発生件数の内訳は小学校2件、中学校5件、高校6件、特別支援学校1件。30代の男性高校教諭が長さ約40センチの木製の指示棒で3年男子生徒の後頭部をたたいて打撲させたり、50代の男性高校教諭が2年男子生徒の首を締めるなどした。
体罰で懲戒処分を受けたのは減給1人、訓告など10人。もう1人は処分を検討中で、20代の男性中学教員が昨年9月から今年3月にかけて同じ男子生徒(1年)に対し、ほおへの平手打ちや1週間のけがを負わせるなど3件の体罰を行っていた。
被害を受けた児童生徒は小学校2人、中学校3人、高校6人、特別支援学校1人で、前年度は36人で最も多かった中学校が大幅に減った。このうちけがを負ったのは打撲など4件で、けががなかったのは9件だった。
体罰の主な場面は授業中が5件で最も多く、部活動中は前年度の7件から4件に減った。場所は教室と運動場・体育館がそれぞれ5件で最多。方法は素手でたたくが8件で最も多かった。把握のきっかけ(複数回答可)は保護者からの訴えが最多の6件、教員からの申告が5件、児童生徒からの訴えが4件と続いた。
また、教育的配慮を欠いた暴言などの不適切な指導は、前年度比27件減の179件だった。
古トピの為、これ以上コメントできません
件~件 ( 全0件)
*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています
ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
まだコメントがありません