ボール状洗剤を誤飲、１歳女児が重症

　１１日、東京･世田谷区で、１歳の女の子がﾎﾞｰﾙ状のﾊﾟｯｸ型液体洗剤を誤って飲み込み、重症となる事故があったことが分かった。
東京消防庁は、乳幼児の誤飲が相次いでいるとして、注意を呼びかけている。

　東京消防庁によると１１日、世田谷区の住宅で１歳の女の子が洗濯に使うﾎﾞｰﾙ状のﾊﾟｯｸ型液体洗剤を誤って飲み込んでいるのが見つかり、病院に運ばれたが重症だという。

　また去年１１月には、足立区で２歳の女の子が洗面所の棚の上に置かれていたﾊﾟｯｸ型液体洗剤を踏み台に上って取り、飲み込んだ。
母親が泣き声に気付いて通報し、病院に運ばれたものの、重症だという。 　

代表的な洗濯用のﾊﾟｯｸ型液体洗剤が日本国内で発売されたのは去年４月だが、東京都内ではそれ以降、少なくとも６人の乳幼児が誤飲で救急搬送されており、２人が重症、４人が軽症だったという。 　

東京消防庁は、洗剤を子供の手の届くところに置かないよう注意を呼びかけている。
(6/13 NEWS24)