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- 匿名
- 15/05/16 12:52:24
【ニューヨーク時事】佐野利男軍縮大使は15日、国連本部で開会中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の主要委員会(核軍縮)で発言し、会議最終文書の素案から削除された、世界の指導者らに被爆地の訪問を促す文言を復活させるよう求めた。
主要委の議長は討議終了後、新たな最終文書の草案を各国に配布したが、被爆地訪問は盛り込まれなかった。再検討会議は起草委員会が週明けに最終文書の作成作業を本格化させ、最終日22日の採択を目指す。
問題の文言は、核兵器の被害実態を直視するために被爆地を訪れるよう提案したものだが、中国が「歴史の歪曲(わいきょく)」と批判し、削除を要請した。佐野大使は「将来の世代のための核軍縮教育で最も効果的な方法の一つは、広島と長崎の訪問だ」と指摘した。フィリピンやチリ、リビアなど10カ国程度が佐野大使の要請に支持を表明した。
一方、中国の傅聡軍縮大使は「日本が他国を侵略した歴史を繰り返し否定してきた事実を考えると、中国は(被爆地訪問)提案の誠実さに深刻な疑念を持つ」と述べ、日本の要請を「もうたくさんだ」と批判した。議場で中国の立場に賛同を表明した国はなかった。
誰にも賛同されない中国(笑)
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