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- 15/04/25 19:16:23
時事通信 4月25日 18時38分配信
【ニューデリー時事】米地質調査所(USGS)によると、ネパール中部で25日午前11時56分(日本時間午後3時11分)ごろ、マグニチュード(M)7.9の強い地震が発生した。AFP通信によれば、ネパール内務省は少なくとも114人が死亡したと明らかにした。ネパールの外交筋は恐らく数百人が死亡したと述べた。
首都カトマンズでは有名な塔「ダラハラ」が崩壊し、10人前後の遺体が運び出された。近隣国のインドや中国も含め、倒壊した建物の下敷きになるなどして多数の負傷者が出ている。
在カトマンズ日本大使館によると、日本人の被害に関する情報は入っていないという。
震源地はカトマンズの北西約80キロ、震源の深さは約15キロ。ロイター通信などによると、カトマンズの公園で像が倒れ少女が死亡。ダラハラは19世紀に建てられた白い円柱形の塔。観光名所となっており、少なくとも50人が閉じ込められているもようだ。
また、世界最高峰エベレスト(8848メートル)でも地震の影響で雪崩が起きたとの情報もある。
強い揺れはインドの首都ニューデリーや他の北部の都市でも観測された。地元メディアによると、ネパールとの国境近くでは家の壁が倒れるなどして少なくとも5人が犠牲になった。
中国の新華社通信によると、チベット自治区の国境沿いの地域で多くの住宅が倒壊したり壁に亀裂が入ったりし、女性1人が死亡した。
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