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匿名
朝日新聞デジタル 4月9日 13時38分配信
熊本県北部で2月、猟犬とみられる大型犬2匹が飼い犬を襲い、その後も約2カ月にわたり行方がわからないままとなっている。県の保健所と関係市町が捕獲しようと捜索しているが、飼い主もわからず、手詰まり状態が続いている。福岡との県境の町にも出没しているとみられ、保健所は熊本、福岡両県の猟友会に飼い主の情報を求めている。
最初に被害が見つかったのは2月7日。福岡県大牟田市に隣接する熊本県南関町宮尾地区の山林に近い民家の庭で、飼い犬が首をかまれた状態で死んでいた。同月21日には、数百メートル離れた同地区の別の民家で飼い犬がかみ殺されていた。
飼い犬が襲われているところを見た人はいないが、そのころ、付近の山林では大型犬2匹が目撃された。いずれも首輪をつけたシェパードの成犬ほどの大きさの雑種で、色はそれぞれ赤茶色と灰色。灰色の方は位置情報を発信する狩猟用全地球測位システム(GPS)機能付きの首輪がつけられていたという。
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