「痩せ過ぎモデル」に罰則=拒食症対策へ新規制―仏議会

匿名

匿名

15/04/04 09:51:56

時事通信 4月4日 6時36分配信
 【パリ時事】フランス下院は3日、痩せ過ぎのモデルを採用した事務所に罰則を科す法案を賛成多数で可決した。推進派は、スリムなモデルに憧れるあまり、多くの女性が拒食症に陥っていると問題視しており、規制を設けて改善を促すのが狙い。ファッション業界は、モデルのスタイルは自由であるべきだと反発している。
 新たな規制は、肥満度を示す体格指数(BMI)が「一定のレベル」を下回るモデルを雇用した事務所や責任者に対し、最大7万5000ユーロ(約980万円)の罰金や6カ月以下の禁錮刑を課す内容。政府が提出した健康増進法案に、一部議員が修正を加えた。
 推進派議員は「スペインやイタリアにも同様の措置がある」と理解を求め、トゥーレーヌ保健相も「モデルはよく食べ、健康に気を配るべきだ」と賛同した。仏下院は先に、過度に痩せた女性を礼賛するような表現に罰金を科す法案を可決している。仏国内の拒食症患者は4万人に上り、このうち9割を若い女性が占める。 

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