女性２人、足に硫酸かけられけが　傷害容疑で捜査　群馬 へのコメント（No.89）

高崎硫酸、１０代女性７人目の被害か　衣類鑑定へ

　群馬県高崎市で買い物中の女性が相次いで硫酸をかけられた事件で、県警は１３日、新たに１０代後半の女性が衣服に液体のようなものをかけられたと高崎署に相談していたことを明らかにした。被害を申し出た女性は７人目。県警は傷害と器物損壊の容疑で逮捕した同市山名町、無職、北村宣晃容疑者（３０）が硫酸をかけた疑いがあるとみて衣類を鑑定する。

県警によると、この女性は３月下旬から北村容疑者が逮捕される前日の４月６日までの間に、ブレザーとスカートの背面に液体のような付着物をつけられたという。女性はＪＲ高崎駅を利用していた。衣服に穴は開いていなかったが、報道で事件を知り、１１日に高崎署に相談した。北村容疑者は２日午後７時ごろ、高崎市矢中町のショッピングセンターで、女性会社員（２３）に硫酸をかけてコートやストッキングを溶かし、左くるぶしに軽いやけどを負わせた疑いで逮捕された。

他にも女性５人が３月３１日～４月６日の夜に同様の被害に遭っている。県警によると、北村容疑者は１３日現在、取り調べに応じていないという。