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- 15/02/23 22:29:38
レスキューナウニュース 2月23日(月)20時0分配信
気象庁地震火山部は、群馬県の草津白根山で23日未明から火山性地震が増加しているとして、23日15:30、「火山の状況に関する解説情報」を発表し、今後の火山活動の推移に注意するよう呼びかけています。
なお、草津白根山には、引き続き火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が発表されており、小規模な噴火に警戒するとともに、風下側では降灰や小さい噴石、火山ガスに注意が必要です。
草津白根山では、きょう23日02:00頃から湯釜付近を震源とする火山性地震が急増しています。火山性地震の回数は、5時台に10回、7時台に13回など正午までに合わせて60回観測されました。1日当たりの火山性地震の回数が50回を超えたのは、昨年8月5日以来となります。
なお、火山性微動は観測されておらず、傾斜計など地殻変動を示すデータにも特段の変化はみられていません。
このように草津白根山では、火山活動の活発化がみられていることから、気象庁地震火山部では、湯釜火口から概ね1kmの範囲では、小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するとともに、噴火時には、風に流されて降る火山灰や小さな噴石に注意するよう呼びかけています。また、草津白根山では、ところどころで火山ガスの噴出が見られるため、周辺のくぼ地や谷地形などでは高濃度の火山ガスの滞留にも注意が必要です。
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