母親の腹部など刺す…帯広の高１少年を逮捕

読売新聞 2月23日 19時58分配信
　母親を刃物で刺して殺そうとしたとして、北海道警帯広署は２３日、帯広市内の高校１年生の少年（１６）を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

　母親は重傷を負い、病院で治療を受けている。

　発表によると、少年は２３日午前１１時４５分頃、自宅で、母親（４８）を殺害しようと刃物で腹部など数か所を刺した疑い。調べに対し、「母親を刺したのは間違いない」と供述している。

　母親から電話で連絡を受けた父親（５９）から１１９番があった。署員が駆けつけた際、少年は自宅におらず、約３０分後に数百メートル離れた路上で発見された。服は血がついた状態だった。

　少年は両親と３人暮らしで、この日は通っている高校が休みだった。同署の調べに対し「ストレスがたまっていた」とも供述しており、同署が詳しい動機を調べている。