[福島]バイクなど燃やされる不審火相次ぐ 43歳女を逮捕･送検

【福島】バイクなど燃やされる不審火相次ぐ　43歳女を逮捕・送検　現場取材したTVカメラに「怖いね、きっとまだ続くよ」
2015/01/19(月) 20:30:00.48
「不審火の現場に犯人が舞い戻る」。
ドラマを地でいく展開なのか、逮捕された容疑者は、何食わぬ顔で立っていた。
2014年11月27日、不審火が起きた福島市の現場で、FNNのカメラが女をとらえた。
無職・松本浩子容疑者(43)。
住民が「燃えたんですか? 結構」と尋ねると、松本容疑者は
「わからない。今、出てきたばかり。寝ていたから」と話した。
松本容疑者の周辺では、以前から、相次いで不審火が起きていた。

松本容疑者は、18日に廃棄物不法焼却の疑いで逮捕され、19日、送検された。
松本容疑者は、2014年11月23日の夜、自宅近くの路上で、
家庭用のごみなどを不法に焼却した疑いが持たれている。
松本容疑者のアパートの周辺では、2014年10～12月にかけて、半径およそ150メートルの範囲で、
駐車場のバイクなどが燃やされる不審火が、あわせて5件発生。
現場では、松本容疑者の姿が再三、目撃されていた。

2014年11月27日、3件目の現場で、松本容疑者の姿をFNNのカメラがとらえた。

住民「(今回3回目ですが? この周辺で火事があったのは)そうみたいですね。
びっくりして起きてきたんですけど」、「燃えたんですか?結構」
松本容疑者「わからない。今、出てきたばかりだから。寝てたから」

その際、「怖いね、きっとまだ続くよ」という、意味深な言葉を残していた。
松本容疑者の言葉通り、このあとも2件の不審火が発生。
警察は、目撃情報や聞き込みから、松本容疑者を割り出し、逮捕した。
「やっていない」と、容疑を否認している松本容疑者。
警察は、ほかの4件の不審火との関係についても、調べを進めている。 (福島テレビ)