携帯官能小説 へのコメント(No.99

  • No.99 匿名

    15/01/10 19:08:29

    真由子は時々、慎一のバンドのライブを観に行くのだが、ライブ中の慎一は、いつも隣で笑ってる慎一とは全くの別人に見えるため、何だか遠い存在にすら感じて切なくなるのだった。
    しかし一方で、その格好良さにまた一段と惹かれて、好きな気持ちがどんどん増えていくのだ。

    慎一はステージの上から、真由子ばかり見ていた。
    ギターを弾きながら歌う視線の先には、必ず真由子がいる。
    慎一は今、真由子へのlove songを密かに作っている。

    半年記念のデートは、とても楽しい思い出となった。アトラクションには長時間列んだが、慎一は真由子が飽きないように沢山の面白い話をしたのだ。
    夜、閉園の時間となり、外に出て魔法が解け始める。まだまだ余韻に浸って居たかった真由子は、少し寂しそうだ。

    慎一が足を止めた。
    真由子『どうしたの?』
    慎一『今はまだ未熟者だし、夢のまた夢みたいな話になるんだけどさ、いつかディズニーランドで結婚式しような!』
    真由子は驚いた。まさか慎一がそんなことを考えてくれてるなんて…
    真由子は慎一に抱きついた。
    慎一が優しく真由子を包む。
    真由子が慎一を見上げた。
    慎一は優しく笑いながら、真由子にキスをした。

    夏が過ぎ、いつの間にか街は暗くなるのが早くなっていた。
    真由子『お疲れ様でした!お先に失礼します!』
    ほ~い、おつかれさん!
    店長の声を背中に受けながら外に出る。
    『さむ~』
    さすがに夜は冷える。
    真由子は足早に駐輪場に向かった。
    『お疲れ様!』
    そこには、今日はシフト休みの慎一が居た。
    真由子『どうしたの?』
    慎一『(バンドの)練習が早く終わったから、迎えにきた。』
    と言いながら、真由子にホットのカフェオレを渡した。
    真由子『ありがとう。温かい!』
    慎一『帰ろうか』
    そう言うと、真由子の自転車を押しながら歩き出した。真由子も遅れまいと、慎一の隣を歩いた。

    慎一『来週さ、真由子の誕生日だけどさ、誕生日の前の日ライブあるからおいでよ!』
    真由子『ちょっと待って?』
    真由子は手帳で予定を確認した。
    真由子『あ、バイト休みだから大丈夫だ!』
    慎一は優しく微笑んだ。

    誕生日前日、慎一のライブを観に来た真由子。

    ライブの中盤、慎一がマイクに向かって言葉を発した。

    『次の曲は、僕の一番大切な人に送ります。いつも傍で僕を幸せに満たしてくれることへの感謝かな?誰よりも何よりも好きな気持ちを伝えます。聴いてください。』

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