携帯官能小説 へのコメント(No.333

  • No.333 匿名

    15/02/02 20:57:45

    腕に優しく抱かれ、秘部をグショグショにしながら、その指使いと舌使いに、切ない声をあげていた。

    浩介の逸物が穴に挿入されたとき、恵はなんだかいつもと感触が違うことに気がついた。
    穴の中で逸物がピッタリとヒダにくっつき、脈打つ逸物の体温が直接伝わってくるのだ。
    恵は、初めてスキン無しで挿入されてることに気付いた。
    初めて感じる新しい感触に、恵は何度となく果て、穴の中が窮屈に締まれば締まるほど、そのヒダは浩介の逸物に更に絡み付き、ネットリとした愛液が包み込んだ。

    (いっちょ、やりますかって…そう言うこと?)
    理解した時は、既に浩介が中で果てた後だった。

    いつもなら、スキンをつけていても、果てればすぐに逸物を抜く浩介が、この日はなかなか抜かなかった。

    やがて、浩介の逸物が抜かれると、中からドロリとした白いものが溢れてきた。

    あの時に妊娠したんだな。
    と、恵は確信付いていた。
    なぜなら、その旅行のあとから浩介が恵を抱いたのは、帰宅したその日だけだったからだ。
    それも、スキンをつけ、いつもより挿入も浅く、淡泊なものだった。

    SEXをしない代わりに、スキンシップは沢山していた。
    それは、妊娠中ずっと続いた。

    しかも、恵が悪阻の時には浩介も何となく気持ち悪い二日酔いのような日が続き、恵が陣痛で苦しんでいる時には、浩介もラマーズ法で酸欠になり苦しんだ。

    10月。恵は20歳で母親になった。子供は男の子だった。生後3ヶ月になる頃には、21歳になっていた。

    恵は、退院したその日から、子供を中心に相変わらず写真を撮る毎日を過ごした。
    浩介がぎこちない手付きで沐浴をさせてるところをパチリ、ミルクあげてるところをパチリ、抱っこしてるところをパチリ、寝顔をパチリ…

    首が据わり、寝返りを打ち、ハイハイして歩いて…
    子供の成長1つ1つを、浩介と共に過ごす幸せな時間全てを、写真に収めた。

    毎年、浩介の誕生日には、相変わらず座間味島でダイビングを楽しみ、恵は海の中も写真に収めた。

    22年後、息子はパパになり、浩介と恵はお爺ちゃんお婆ちゃんになった。更に25年後の2月には曾孫が産まれた。

    『こうくん、曾孫が誕生しましたよ。』
    病室のベッドに横たわる浩介に恵が声をかけた。

    浩介は定年退職後に、塾講師として学生に勉強を教えていた。
    その日も、いつも通りに出社して、事務室に入った途端に倒れた。

    末期癌だった。

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