携帯官能小説 へのコメント(No.326

  • No.326 匿名

    15/02/01 18:16:20

    年明け早々良いニュースとなった。

    冬休み中に浩介は、恵の両親に挨拶をしに来た。
    スーツをビシッと着こなし、手には恵の両親の大好物だという【ごまたまご】そして、父親の焼酎好きを知り、幻の焼酎と言われている【百年の孤独】を持って、緊張しながら玄関のチャイムを鳴らした。

    恵が笑顔で出迎えてくれた。
    母親は散らし寿司と吸い物、唐揚げなどを振る舞い、父親も笑顔で出迎えてくれた。

    両親は、浩介が昨年度、恵の担任教師だったことは一目見て気付いたが、特に咎めることはなかった。

    出会いは何であれ、恵が幸せそうに浩介の隣で笑っている。
    それだけで両親は充分だった。

    浩介は、恵にプロポーズをしたことを話し、
    『恵さんの進路の邪魔にはならないよう、子供のことに関しては、まだ先と考えています。僕は、恵さんが高校を卒業したら入籍だけして、専門学校を卒業したら挙式をしたいと思っています。』
    と、自分の考えをはっきりと伝えた。

    母親はニコニコ笑いながらその話を聞いていた。
    父親は優しい眼差しで浩介を見ながら、深く頷くと、

    『まだ若い恵は、これから沢山迷惑をかけることもあるかもしれないが、よろしく頼みます。幸せにしてやってください。』

    そう言って両親が頭を下げた。

    浩介は
    『必ず幸せにすると、約束します。僕自身、若輩者ですが、ご両親のような夫婦を目指して頑張ります。』
    と頭を下げた。

    その後、食卓を囲みながら、他愛もない話をして、父親と浩介は酒を酌み交わした。

    恵は母親と皿を洗いながら
    『恵、良い人と巡り会えたね。良かったね』
    と言われ、心からじんわりと、幸せを噛みしめた。

    実は恵の両親は、父親が大学生の時に家庭教師をしていて、母親が高校生で父親に家庭教師をしてもらっていて恋に落ちたのだ。
    高校教師と家庭教師とではまた立場の違いはあれど、教師と生徒という立場での恋愛結婚は、両親に自分達の若かりし頃を思い出させていた。

    夜になり、浩介がおいとましようとした時、父親が浩介に1枚の封筒を手渡した。
    浩介はそれを受け取り、頭を下げると玄関の扉を開けた。
    恵がそこまで送ってくると言って、浩介と一緒に外に出た。

    『俺、一発や二発は、殴られる覚悟で行ったけど、暖かい両親で本当に嬉しかった。』
    緊張を解いた浩介が、ホッとしたように笑った。
    恵もつられて笑顔になった。
    別れ際、いつものようにキスをして頭を撫でてもらった恵は、

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。