ﾊﾞｰﾆｰｽﾞと言う犬種の大型犬を飼っていました。
名前はﾅｯｼｭです。すごく可愛くて人なつっこくて家族みんなで可愛いがっていました。
ﾅｯｼｭを飼い始めて８年…。私の親が離婚する事になり、私は母親の方に引き取られたので家を出る事になりました。
ﾅｯｼｭと離れてしまうので家を出る直前に、私はﾅｯｼｭに泣きながら、今までありがとう。また会おうね！と言いました。
家を出て１ヶ月が経ったある日、父から電話で「ﾅｯｼｭが癌になった。もう手おくれだ。」と…。
何で？この前まで元気だったのに…
私がﾅｯｼｭに会いに行くと、骨と皮だけで頭骸骨の形までわかるようになったﾅｯｼｭが横たわってた。
私を見た瞬間立ち上がる元気もないのに、ふらふらでこっちに来てくれました。ﾅｯｼｭごめんね…きっとﾅｯｼｭには親が離婚して、母と私が家を出たのがわかってたんだよね…

そして次の日、ﾅｯｼｭは息をひきとりました。
ﾅｯｼｭは癌が体中に広がっていました。
痛かったよね…何もわかってあげられなかったね…
私達の勝手で家を出て本当にごめんね…

今でもﾅｯｼｭの事は忘れないよ。
ﾅｯｼｭは家族を繋いでくれてたんだよね。
天国でいつまでも見守っていてね。