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- 匿名
- 14/08/26 15:09:01
広島市の土砂災害で被災した人たちを支援しようと、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市の農家が26日、炊き出し用の米を送りました。
支援に乗り出したのは、石巻市蛇田地区の10軒の農家です。
広島市の土砂災害で、避難所での生活を余儀なくされている人たちに使ってもらおうと、去年収穫した米を送ることにしました。
26日は、地元の精米所におよそ390キロ分を用意し、米袋に「元気になってください」と書かれたステッカーを貼って配送業者のトラックに積み込んでいきました。
蛇田地区は、東日本大震災の津波で住宅や田畑が大きな被害を受けましたが、その際、広島市のNPO法人などから衣服や食料の支援を受けたということです。
米農家の1人、黒須一夫さん(62)は「自分たちも支援を受け、広島の被害を聞き何が出来るかと考えたときに、作っている米なら送られると思った。米を食べて、頑張って立ち直って欲しい」と話していました。
米は、おにぎりにするとおよそ2万個分で、今週29日ごろに広島に到着し、広島市のNPO法人を通じて炊き出しなどに使ってもらう予定だということです。 (NHK)
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