匿名
佐賀市が昨年の職員採用試験で身体障害者枠の正職員として合格通知を出した佐賀市の男性(25)を、非常勤職員として有期雇用し、「業務が遂行できない」として不採用にしていたことがわかった。
福祉関係者からは市の採用手続きについて、疑問の声が上がっている。市は「今後は合格発表前に判断できるようにしたい」としている。
市によると、男性は脊髄の損傷が原因で手足にマヒがあり車いすを使用。市は昨年、採用試験に応募した男性に対して面接や筆記試験などを実施し、12月に合格を通知した。
市は昨年から障害者枠の合格者に対して配属先の希望を聞いたり、ホチキスなどを使えるかを見たりする面接を実施。今年2月に男性を面接した結果、「業務遂行能力に疑義が生じた」とし、4月から2か月間、非常勤職員として雇用することを決定。男性も同意したという。
男性は事務作業や窓口業務などを担当したが、市は「業務の遂行はできないと判断した。採用を見送りたい」と伝えたという。障害者枠で合格通知を受けた別の1人も2月に面接を受けたが、4月に正式採用されたという。
市人事課は「合格通知を出した人を必ず採用するわけではない。採用候補者名簿に登録するが、事情によって採用を見送ることもある」と説明。一方で、「男性には申し訳ない。合格発表前に業務遂行能力を判断する選考方法などを検討する」としている。
障害者施設を運営する佐賀県内の社会福祉法人の関係者は「市が軽率に合格通知を出した印象だ。
障害者の雇用はただでさえハードルが高く、男性は喜んだ分、傷ついているはず。障害者の気持ちに配慮した対応をしてほしい」と話している。
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