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- 匿名
- 14/06/27 21:41:38
産経新聞 [6/27]
大阪府熊取町で平成15年5月、当時小学4年生の
吉川友梨さん(20)が行方不明になった事件で、大阪府警は現在の友梨さんを推定した似顔絵を初めて作成し、27日に公開した。
本人や家族の写真を参考に、府警のベテラン鑑識課員が手がけた。
似顔絵の入ったチラシを作成したほか、府警ホームページにも掲載し、情報提供を呼びかける。
友梨さんは15年5月20日
午後3時ごろ、下校中に
行方不明になった。
何者かが車で連れ去ったとみられ、府警は発生から11年間で延べ約6万人の捜査員を投入。
計約20万枚以上のビラを
配って友梨さんに関する情報提供を求めてきた。
これまでに約3600件の
情報が寄せられたが、有力なものはないという。
一方、現場近くの住民などから「子供のころの写真では現在の友梨さんが想像できない」との声も上がっており、今回、成人後の
似顔絵の公開を決めた。
昭和53年から1200枚以上の似顔絵を描き続け、警察庁の広域技能指導官にも指定されている府警鑑識課の柴田武彦課長補佐が作成。
友梨さんの両親らの写真を参考にし、成長した際の変化を想像して完成させた。
友梨さんは、鼻の横と首筋にほくろがあるが、こうした特徴は現在も変化していない可能性が高いという。
似顔絵が入ったビラは
約2千枚作成。
府警は7月2日、JR阪和線熊取駅(同府熊取町大久保中)と南海本線泉佐野駅(同府泉佐野市上町)で通行人らに配布する。
事件は、警察庁が解決につながる情報提供者に
上限300万円を支払う「捜査特別報奨金」の対象。
情報提供は府警泉佐野署捜査本部
(電話072・464・1234)へ。
大阪府警が作成した成人した吉川友梨さんの似顔絵(写真:産経新聞)
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