匿名
共同通信 2014年06月13日17時02分
肉体的な性別に違和感を持ち、学校に相談している児童生徒が昨年度、全国の小中高校に少なくとも606人在籍していたことが13日、文部科学省が初めて実施した性同一性障害に関する実態調査で分かった。うち約6割には学校側が服装などで特別な配慮をし、165人が性同一性障害の診断を受けていた。
国公私立の全小中高校に対し、昨年4~12月の間で学校が把握している事例と対応状況を調査。子どもが望まない場合は回答を求めず、学校に相談していない子もいることから、実際はさらに多いとみられる。
文科省は本年度中に性同一性障害の子への対応に関する資料を作成し、各学校に配布する方針。
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