• No.1 匿名

    14/05/26 17:14:07

    ■急増する過敏症

     一方、「ファブリーズで洗おう」のCMでお馴染みのファブリーズは1999年の発売以降、15年間で3億本以上を売り上げたメガビット商品だ。消費者に受けている理由の1つに99%以上のウイルス除去効果があるという。

     販売元のP&Gに除去可能なウイルスを聞くと、

    「試験に使用したインフルエンザウイルスが100分の1以下になったことを意味しています」(広報部)

     改めて、商品パッケージを見てみると、そこには“99・9%除菌”と銘打っている。この0・9%の違いは一体何か。再び問い合わせてみると、

    「家庭にある布に菌を付着させて、(ウイルス除去と)同様の実験をして確認しています」(同)

     ファブリーズには、塩化ベンザルコニウムという物質が含まれている。先の宮田名誉教授は99・9%除菌に懐疑的だ。

    「そもそも細菌は、簡単に消せるようなものではありません。かつて、手洗いの効果を確かめるための実験が行なわれました。その実験では、塩化ベンザルコニウムを合成して殺菌作用を強めた石鹸を使い、3分間の手洗いを2回続けて行なう。その後、プレートに手をつけてから離し、一定時間放置すると手形にびっしり細菌が発生していた。殺菌性の強い石鹸を使っても、細菌を完全に消し去ることなどできない。人間の体は細菌と共存して、初めて健康なのです」

     ここ数年、結膜炎や皮膚炎、喘息、不整脈などを引き起こす化学物質過敏症患者が急増し、その数は100万人を超えるとの統計もある。

    「私は1日8人限定で、化学物質過敏症専門の外来を行なっていますが、その半数がファブリーズに反応している。スプレーから霧状で空中に散布されるので、それを吸い込んで肺に届くと、化学物質がそのまま毛細血管を通って血液に溶け込んだり、鼻の粘膜に付着すると脳に直結するので非常に危険なのです」(同)

     きれい好きという国民性に付け込まれ、甘美な宣伝文句に踊らされているだけなのかもしれない。

    ※「週刊新潮」2014年5月22日号「重度『潔癖症』の人々におくる 間違いだらけの『雑菌知識』」特集より

  • No.6 匿名

    14/05/26 17:29:33

    >>1おお…ファブ怖いな。
    うちは使ってないけど。

コメント

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