井上死刑囚が仰天証言「今でも童貞」 オウム裁判で分かった男女のドロドロ劇…

匿名

匿名

14/05/14 20:21:34

ZAKZAK(夕刊フジ) 2014年05月14日17時12分
 東京都庁小包爆弾事件(1995年)で殺人未遂などのほう助罪に問われたオウム真理教の元幹部、菊地直子被告(42)の裁判員裁判が、ドロドロの展開だ。無罪を主張する菊地被告の関与をめぐって、井上嘉浩死刑囚(44)と、中川智正死刑囚(51)の証言が“衝突”。井上死刑囚は法廷で、菊地被告と中川死刑囚が「男女の関係」にあったと暴露。自らは「今でも童貞」と述べるなど、仰天発言も飛び出している。

 爆薬の原料となる薬品の運び役だった菊地被告が、違法な任務と認識していたかどうかが裁判の焦点。証言した2人の死刑囚によって、その見方は真っ二つにわかれた。

 12日に法廷に現れた井上死刑囚は、菊地被告が「警察に見つかれば逮捕され、終わりだ」と話したなどと証言。菊地被告の関与の深さを示す根拠として、中川死刑囚との“禁断の関係”を挙げたのだ。菊地被告の中川死刑囚への女心を利用して、運び屋に協力させたという。

 元教祖、麻原彰晃死刑囚(59)=本名・松本智津夫=が「中川さんが菊地さんに手を出したと、ぼやいていた」と述べ、「2人きりで(アジトの)部屋にこもることがあった。泊まることもあった」。中川死刑囚の部屋に菊地被告がいるときは、「中川さんが『誰も入ってくるな』と言っていた」とも明かした。

 井上死刑囚に、菊地被告との関係を暴露された形の中川死刑囚は13日、菊地被告との関係を「(教団陸上部の)コーチと選手」と“釈明”。アジトの部屋で2人きりでこもるときがあったと認めつつも「薬品の話をした。それ以上でもそれ以下でもない」と男女の関係を否定した。

 また、薬品の使用目的を「菊地被告に説明したことはなかった」。「(知識は)高校の化学レベル」などと述べ、菊地被告の無罪主張を支える内容に終始した。

 信者に男女の恋愛を禁じていたオウム教団。凶行の裏側で、ドロドロの愛憎劇があったことは、手記や証言などから明らかになっている。

 井上死刑囚は12日、「私も性欲の破戒をしたことはあります。今でも童貞ではありますが」と、突然の「童貞宣言」をして驚かせた。

 ジャーナリストの門田隆将氏が今年2月に文芸春秋に掲載した井上死刑囚の獄中手記によると、井上死刑囚は19歳のときに部下の女性と恋に落ちたが、戒律を破ったことが麻原死刑囚にバレて、アルミの列車のコンテナの中で4日間の断水断食を命じられたという。その後、麻原死刑囚の部屋の布団の上で、麻原死刑囚を待つ女性と鉢合わせ、息をのんだというエピソードを載せている。

 中川死刑囚は出家当時から信者の女性と交際していたとされる。菊地被告には「かわいそうなことをした」と後悔の弁も述べた。

 法廷では終始うつむき加減で、メモを取っている菊地被告。オトコたちの告白に何を思うのか。

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