中学校でノロ集団感染か？/広島市

ノロウイルス集団感染か　10の中学校で生徒303人が欠席　広島市

フジテレビ系（FNN） 1月25日(土)1時11分配信

広島市内の10の中学校で、300人を超える生徒が、下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、欠席した。市内の中学校10校が臨時休校となった。10校はいずれも、同じ業者から弁当の配達を受けていた。

またもや、ノロウイルスの集団感染の疑いが浮上した。
24日朝、広島市内の中学校で、腹痛や下痢、嘔吐を訴える生徒が相次いだ。
広島市教育委員会は会見で「感染性胃腸炎等の疑いも否定できないということで、臨時休校の措置をしたところであります」と述べた。
広島市教育委員会によると、市内の中学校10校の生徒、あわせて303人が欠席、教職員20人も欠席しているという。

なぜ、広範囲にわたったのか。
この10校では昼食を、持参弁当か、デリバリー弁当かのどちらかを選べるようになっていて、生徒4,425人のうち、半数近い2,057人がデリバリー弁当を頼んでいた。
このデリバリー弁当は、広島市内の同じ業者から配達を受けていたという。
広島市教育委員会は「そこの給食が原因かどうかということについては、現在調査中です。当然、その可能性は否定できないと。給食の提供業者についても、現在、保健所の方で調査をしているところです」と述べた。
広島市は、原因の特定を急いでいる。

最終更新:1月25日(土)1時11分