日本の約9割はヤンキーになる へのコメント(No.10

  • No.10 匿名

    13/12/05 13:23:28

    では、格差社会のもう一方、エリートの世界はどうなっているのだろうか。彼らは東京に住む。

    ヤンキー文化研究の第一人者として知られる、東北大学大学院教授の五十嵐太郎氏が言う。
    「学歴が上がるにつれ、ヤンキーは周囲からいなくなっていきます。東京に住み、学歴が高く、収入の高い人は、
    物理的にヤンキーと接する機会がない。しかも、地方から東京に出てくる人が減っているとすれば、今後ますます
    階級格差は固定化されるはずです。

    一方で郊外や地方に住むヤンキーたちには、そもそもエリートが何の仕事をし、ふだん何を食べ、どんな遊びを
    して暮らしているのかまったく分からない。上流の文化が存在するということさえ知りません。同じ日本に住んで
    いても、新ヤンキーとエリートはもはや別世界の住人だ。

    ヤンキーとエリートの階級格差は、ある意味で「国策」なのではないか?そんな過激な指摘をするのは、思想家の内田樹氏である。

    「もっとも強く階層分化を望んでいるのは財界です。日本の製造業が海外に生産拠点を移して久しいですが、
    移転先の経済成長とともに人件費が上がり、企業の収益は圧迫されていきます。ですから、すでに多くの企業は中国を捨てて、
    インドネシアやベトナムなどに移転し始めている。治安がよく、言葉が通じる日本で操業するのが、企業にとっては実は一番ありがたい。

    ネックは人件費です。これを劇的に切り下げることができれば、海外に出る必要はありません。ゆえにいま、政・官・財界は
    『未熟練・低賃金労働者の非正規雇用』を標準とする雇用形態への移行を図っている。最低賃金制の廃止、世界同一賃金、
    英語公用語化といった労働慣習改変がめざしているのは『アジア並み賃金』の達成なのです。

    ヤンキーが『低学力・低賃金・非組織・非正規労働者』の供給源になる。彼らはエリートに収奪される側ですが、
    反政府的な運動を組織するおそれがない。反知性主義ゆえに、自分たちの立場を解明することに一切興味を
    示さないからです」

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

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返信コメント

  • No.12 匿名

    13/12/05 14:09:26

    >>10
    トピ文の続き?が約一時間も後なのはなんで?

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