HIV血液 検査すり抜け数人に輸血 へのコメント（No.148）

ＨＩＶ感染血液を２人に輸血　１人に感染


　ＨＩＶ（＝エイズウイルス）に感染した人が献血した血液が、日本赤十字社の検査をすり抜ける、２人に輸血され、このうち１人がＨＩＶに感染していたことがわかった。
　厚生労働省によると、今月、献血した男性の血液から、ＨＩＶが見つかった。この男性は、今年２月にも献血していて、その際は、日赤の検査でＨＩＶは見つからず、血液は、２人の患者に輸血された。そしてこのうち１人が、ＨＩＶに感染していたことがわかった。もう１人については、現在確認中という。
　ＨＩＶに感染した直後の血液では、ウイルスの量がごくわずかで、日赤の検査をすり抜けることがある。厚労省は、来年度にも、さらに検査の精度を上げるよう計画中だが、エイズ検査の代わりに献血を行う人もいることから、厚労省は、保健所で匿名で受けられるエイズ検査に行くよう、呼びかけている。

((c)日ﾃﾚNEWS24 11/26 17:01)