- 下話
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ゆりと慎吾は、山奥で会うことにした。慎吾の仕事が忙しくて会うのは1ヶ月ぶり。慎吾が車を止める。お互い求め合うものは一緒だった。見つめ合い、ゆりは唾をごくっと飲み込んだ。
ゆり「すんご…、オラ我慢できねがった…」
慎吾「ゆりっぺ…俺もだよ?」
慎吾は優しくゆりの髪を撫でると、ほのかにマシュマロポン、の香りがした。
ゆり「す、すんご…お、オラ、もう我慢できねぇー」
ゆりは、弾けるように慎吾の固くなったサイドブレーキにほおばった。
あたりは鳥のさえずりと川のせせらぎ、そしてゆりのジュルジュルと唾を立てるいやらしい音が響いている。
ゆり「ジュポ…ジュル…レロレロ…ジュルジュル。うめぇ、うめぇぞ、すんご。ジュルジュル…」
慎吾「あっ、あーぁー。いぃ、いーよ…ゆりっぺ。もう…イきそうだよ…」
慎吾のサイドブレーキは発射寸前だった。
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13/11/04 14:03:19