官能小説得意な方!

  • 下話
    • 1849
    • 匿名
      15/02/02 21:58:07

    ライブが終わり、一人アルタに着いたゆり。

    一人でアルタ裏の寂しい通りを行ったり来たり。
    何時間が過ぎただろうか、突然黒い車が目の前に停まった。

    ドキッとした。
    ドアが開いて、「乗って!」と慎吾が手招きしながら小さな声で呼ぶ

    乗り込むとマネージャーに自宅に行くように伝えて、慎吾は手をギュッと握ったまま無言で自宅へと急いだ

    ライブでの慎吾の言葉は、ゆりに向けて言ってくれた二人だけにしかわからない特別な暗号だったのだ。
    慎吾はゆりが解読して待っていてくれたことが嬉しくて堪らなかった。
    それはゆりも同じだった。

    慎吾の自宅マンションに着いて、専用のエレベーターに乗ると慎吾が一言言った

    「…ゆり、もう俺我慢するのやめたから。いいよね、2年待ったんだもん。」

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