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- 匿名
- 13/10/16 08:33:58
子ども(17歳以下)の貧困率が上昇している。厚生労働省の「各種世帯の所得等の状況」によると、
1985年の子どもの貧困率は10.9%、2009年には15.7%と上昇の一途をたどっている。
貧困率とは、所得が国民の「平均値」の半分以下である人の割合。子ども・子育て白書では
「相対的貧困率はOECD加盟国30か国中27位と高い水準となっており、特に子どもがいる現役世帯のうち
大人が1人いる世帯の相対的貧困率が加盟国中最も高くなっている」と指摘している。
このためか、家計を支えるためにアルバイトをする中高生が増加しているという。
ある地方の公立学校関係者は「規則では違反となっていますが、現実問題として子どもが
働かないと生活が成り立たない家庭は多い。黙認するしかないのが現状です」と話す。
しかし、企業の買い手市場になれば、売り手である子どもが劣悪な環境で労働させられることが起きる。
先日、中学生が建築現場で事故死した問題で訴訟が起きた。中学生がどのような理由で就労していたのかについては明らかにされていないが、
建設業の経営者は「最近、中学生くらいの子どもが『働かせてほしい』という問い合わせが増えている」という。
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