• No.28 匿名

    13/07/02 21:59:31

    >>26つづき
    サチがお見舞いに来てレモンを切っている。引き出しにあった、赤ちゃん用靴下は杏子からサチへのプレゼントだった。

    「あの家に子供を産んでね。ひまわり咲いたみたいに明るくなるように」という杏子。

    サチの子供に話し掛ける杏子を見て、サチは泣き出してしまった。
    夜、一人病室で写真をアルバムに入れている杏子。不安げに白紙のページを繰っているが、そこに柊二が帰ってくる。

    消灯後の病室で、私の分まで柊二には生きて欲しいという杏子。病院の屋上で一人、涙をみせる柊二。

    ショーの当日はよく晴れていた。会場では着々と準備が進んでいる。
    病院に正夫とサチが迎えにきた。二人が病室に入ると、杏子は意識を失っている。やがて意識を取り戻した杏子は、どうしてもショーに行きたいといった。

    それは柊二と杏子の最後の夢だから・・・・・。

    ショーの客席に着いた杏子と正夫とサチ。杏子は、懸命に柊二の仕事ぶりを見つめている。ショーの途中、杏子は意識を失った。

    ショーが終わった。

    タクミから杏子が倒れたことを知らされて、会場から走り出る柊二。
    裏口では丁度、救急車が出ることろだった。

    救急車の中、懸命に杏子に声をかける柊二。

    杏子は「よかったよ、コレクション。いろいろごめんね。ありがとう」と言って、目をとじた。

    柊二のモノローグ

    「彼女の涙は暖かく、そして、それが彼女の、最後の笑顔だった。僕は、僕はそれを忘れないように全力で心のシャッターを押した。目に焼きつけるように、頭に焼きつけるように、胸に焼きつけるように、僕の一生に焼きつけるように」

    つづく

  • No.29 匿名

    13/07/02 22:01:40

    >>28つづき
    町田家では葬儀の準備が進んでいる。

    杏子にメイクをする柊二と、それを手伝うタクミ。

    二人は黙々とメイクを進めるが、途中、タクミは涙をこらえ切れなくなって部屋の外に出てしまう。

    母が赤い靴をもってきた。天国で歩けるように・・・・。

    母が外に出ると、柊二は杏子と二人きりになった。
    今まで抑えていたものが、こみあげる。メイクしながら、杏子の冷たい頬にふれ、涙がとまらない。

    斎場には喪服の人が集まっている。杏子の骨を拾うひとたち。

    正夫は柊二に「ありがとう。あんたのおかげで、あいつ、しあわせだった」といい、頭を下げた。

    柊二は、小犬をもらっていいかと正夫に尋ねる。

    柊二のモノローグ
    「もし、死後の世界なんていうのがあるとすれば、それは誰かの心の中かもしれない。君は僕の心の中に永遠に失われないから。ねえ杏子、僕は君をちゃんと愛せていた」

    大きな犬がベランダにいる海辺の美容室。

    少女が入ってきて、椅子に座ってみる。

    壁には杏子が撮影した写真が、たくさんピンで止めてある。窓辺にはドリームキャッチャーも。

    サーフィンから帰ってきた柊二。

    着替えると、柊二は少女の髪を切る。

    雑誌の切り抜きをもってきた少女は、杏子と話した夢そのものだった・・・・。
    少女を見送り、海を眺める柊二。

    ラスト、杏子のモノローグ

    「ねえ柊二、この世はきれいだったよ。高さ100センチから見る世界はきれいだったよ。あなたにあって私の人生は、星屑をまいたように輝いたんだ」

    おわり

コメント

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返信コメント

  • No.32 匿名

    13/07/03 02:04:38

    >>29
    最後の常盤貴子の語りで号泣したな

    キムタクの後輩役って誰だっけ?

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