「母の日」パレード銃撃　米南部　１９人負傷

「母の日」パレード銃撃　米南部　１９人負傷、男３人逃走

産経新聞 5月14日(火)7時55分配信

　【ニューヨーク＝黒沢潤】米南部ルイジアナ州ニューオーリンズで１２日、「母の日」を祝うパレード中に銃撃があり、ＣＮＮテレビ（電子版）によれば、１９人が重軽傷を負った。

　地元警察によると、ブラスバンド隊が先導したパレードには地元住民ら４００人以上が参加。銃撃で負傷した市民の中には、１０歳の女児や男児、地元記者もいるという。

　現場からは、褐色の肌の１８～２２歳ぐらいの男ら３人が逃走しており、警察が行方を追っている。少なくとも２丁の銃が使われていたとされるが、パレードに参加していた特定の人物を狙った犯行かは不明という。

　現場は中低所得者層が多く住む住宅地。４月には米東部マサチューセッツ州で開催されたボストン・マラソンを狙った爆弾テロ事件も起きており、この日は約１０人の警官が警備にあたっていた。