- ニュース全般
-
NHKニュース
ソロモン諸島地震 死者6人に
2月6日 16時24分
南太平洋のソロモン諸島付近で日本時間の6日午前、マグニチュード8.0の大きな地震があり、ソロモン諸島の沿岸などで津波を観測し、これまでに少なくとも6人が死亡する被害が出ています。
地震が起きたのは、現地時間の6日正午すぎ、日本時間の午前10時すぎで、アメリカの地質調査所は、震源はソロモン諸島のネンドー島のおよそ80キロの沖合で、地震の規模を示すマグニチュードは8.0、震源の深さは28.7キロと推定しています。
ハワイにある太平洋津波警報センターは、ソロモン諸島やパプアニューギニアなど周辺の国などに津波への警戒を呼びかけていましたが、日本時間の午後1時前にすべて解除しました。
太平洋津波警報センターによりますと、ネンドー島の沿岸で91センチ、ニューカレドニアのヤンゲンで55センチなど、これまでに合わせて8か所の観測地点で津波が観測されました。
ソロモン諸島政府によりますと、今回の地震と津波でこれまでに6人が死亡、4人がけがをし、4人が行方不明になっていて、被害は今後も増えるおそれがあるということです。
ネンドー島のラタにスタッフを置いているNGOの「ワールド・ビジョン」によりますと、少なくとも100の家屋が津波で流され、現在も電気や水道がとまった状態が続いているということです。
また、ネンドー島では、空港をはじめとする複数の場所で冠水の被害が出たということです。
ラタの警察幹部は「確認できているだけで、ラタの3つの村で津波で住宅が流されるなどの被害が出ている。犠牲者が増えるおそれがある」と話しています。
ソロモン諸島の首都ホニアラにある日本大使館によりますと、これまでのところ、現地に住む日本人に被害は出ていないということです。
- 0
13/02/06 19:58:03