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- 匿名
- 13/01/11 21:43:10
北朝鮮の指示で国内で諜報活動を繰り返していた疑 惑が浮上していた兵庫県尼崎市の運送会社社長、吉田 誠一被告(42)=詐欺罪で公判中=について、大阪 府警外事課は10日、押収したパソコンを解析した結 果、特殊な暗号化ソフトや隠語を使って複数の防衛・ 軍事関連情報を北側に送っていたとして、吉田被告を 工作員と断定したと発表した。北工作員の摘発は戦後 52件目。
米国の企業が法人向けに作成し た軍事関連リポートのデータを無断複製し、北朝鮮側 にメールで送信したとして、著作権法違反容疑で吉田 被告を再逮捕した。
再逮捕容疑は平成21年9月、軍事兵器間のデータ 通信技術や最新の開発動向を記した米企業のリポート 2冊を、親族が代表を務める尼崎市の会社名義で1万 3千ドル(当時約116万円)で買い、許可なくコピーし、メールに添付して送信したとしてい る。宛先は
中国や東南アジアで活動する北の軍関係者とみられ る。吉田容疑者は「自分の研究のために買った」と容疑疑を否認しているという。
府警によると、米国企業はリポートを大口得意先の ほか、日本や韓国など同盟国の法人にしか販売してお らず、北朝鮮からは入手できなかった。
府警は押収パソコンからリポートのデータを発見。 暗号化されたメールを解析し、北の指令による工作活 動だったと裏付けた。
(産経新聞 01/10 22:05)
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