匿名
朝日新聞デジタル 11月1日 5時51分配信
北海道のアイヌ民族と沖縄の人たちは 、遺伝的な特徴が似ていることが、国立遺伝学研究所などの解析でわかった。
本州、九州などでは、縄文人と大陸から来た弥生人との混血がより進んだが、南北に離れた地域では縄文系の遺伝的特徴が多く残ったようだ。
縄文人と弥生人の混血が日本人の起源とする説を、遺伝子レベルで裏付ける成果という 。
遺伝研と東京大などは、DNAの中の1カ所の塩基だけが変異したSNP(スニップ)の特徴が、民族や地域などで違 うことに着目。
日本の本州などの人243人、アイヌ民族36人、沖縄の人35人と、中国人(北京の漢民族)などとSNP約90万カ所を比較した。アイヌ民族のDNAは約30年前に保存されていたものを分析した。
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