- 病気・健康
- 匿名
- 12/09/14 22:54:50
42度のシャワーで目の周囲を温めると一時 的に視力が良くなり、目の疲労回復にも効果が あることが、東京ガス・都市生活研究所(東京都港区)と千葉大学の共同研究で分かった。
昨年11月、20代の男性10人で実験。パ ソコン上のエクセルシートで、特定の小さな文字を探す作業を20分間継続して目を疲れさせた。
その後、シャワーなしの場合と、42度と32度のシャワーを計6分間、目の周囲に当てた場合の差を調べた。
その結果、42度のシャワーを当てた場合、 作業によって低下した視力(平均マイナス0・ 15度)が、シャワー直後には普段の視力より 0・1程度上回って回復した。
32度のシャワ ーではやや視力が回復したが、普段の視力に戻るまでに至らなかった。シャワーなしの場合は 、視力の回復に最も時間がかかった。目がショ ボショボする感覚も42度のシャワーの後がも っとも早く回復した。
同研究所は「シャワーの水圧によるマッサー ジ効果より、温熱効果が目の回復に影響してい る。シャワーの熱は、目の水晶体を調節する毛様体筋(もうようたいきん)のような小さな筋 に伝わりやすい」と分析。そのうえで、「浴槽 入浴しながら、42度のシャワーを目の周囲に当てると、体や脳とともに、目の疲れを癒やすのに効果がある」としている。
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