• No.995 さらにコピペします

    13/09/18 13:08:00

    5月21日、遺族の求めに応じ、幼稚園が説明会を開いた。園児5人の遺族が出席、幼稚園側は理事、当時の園長、バス の運転手、職員らが顔を揃えた。

    保護者(母親)「子供たちがそこにいる状況が分かってますよね。なぜ声掛けしてくれなかったのか」

    幼稚園:園長「私の頭の中は真っ白になったんだと思います」

    5時間以上に及んだ説明会。そこでまた新たな事実が明らかになった。送迎バスが津波にのまれ、園児5人の命が奪われた宮城県石巻市の日和幼稚園。説明会で遺族側は、幼稚園がバスが 流された場所を知り、当時の園長が現場に行ったものの救助活動を行わなかった点を追求した。

    母親「子供たちがそこにいる状況が分かってますよね。なぜ声掛けしてくれなかったのか」

    園長「家と車と水があの状態において、私の頭の中は真っ白になったんだと思います」

    父親「救助活動も何もしていない。ただ見に行って『あーダメだ』、それで終わっちゃったんでしょ?」

    園長「はい。…」

    そして、なぜ地震後にバスを走らせたのか?
    防災マニュアルが生かされなかった理由とは?

    母親「ちゃんとしたもの(防災マニュアル)を職員全員に配布しているんですかね?」
    園長「私の書庫にファイルとして置いてあるので、職員には配布してません」
    母親「えっ 配布していないんですか?」
    園長「これは園長として申し訳ないと思っています」
    職員「私も入った時からずっとマニュアルの存在を知らなくて…」

    職員のほとんどが防災マニュアルの存在すら知らなかったことが浮き彫りに。

    母親「一瞬このまま(バスが)出てしまったらって不安も(あったはず)。でも、それをきちんと誰かに伝えないでしまって(こんなことに)…」
    園長「本当にお詫びするしかないです」

    5時間以上に及んだ説明会。自分たちの非を全面的に認めた幼稚園側は、遺族の言葉を敬って聞くことしかできなかった。遺族が取り出したのは娘さんの写真。
    「私、すごくすごく、この子に会いたいんです。毎日毎日会いたくて、会いたくて。でも、会えないんです」
     今年4月、小学校に入学するはずだった我が子。部屋には使うことを楽しみにしていた新しい勉強机とランドセルが残されていた。救えなかった幼い命。子供たちは、もう帰らない。

    この放送の最後に、「お子さんを失ってしまったお父さん、お母さんは、もう二度とこういうことが起きないで欲しいという意味を込めて取材に応じてくださいました」との説明が添えられた。

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