鳥取砂丘に人骨４体発見 へのコメント（No.40）

鳥取砂丘から４体分の人骨

7月1日 0時56分

鳥取市の鳥取砂丘で、４体分の人の骨が埋まっているのが見つかりました。
骨は風化が進み、警察は少なくとも死後２０年以上たっているとみて、いつどのような経緯で埋められたかなどについて、今後、調べることにしています。


警察などによりますと、先月２３日、鳥取砂丘の西側で、植物の観察に訪れていた市内に住む６４歳の男性が人の腕のような骨を見つけ、先月３０日、砂丘を管理する鳥取県砂丘事務所を通じて警察に通報しました。

警察が現場付近を捜索したところ、深さ３０センチから４０センチの砂の中からほぼ４体分の人の骨が縦１列に並べられた状態で見つかったということです。

警察によりますと、骨はいずれも成人とみられていますが、風化がかなり進んでいて、どこの部分の骨か確認できないものもあり、警察は少なくとも死後２０年以上たっているとみています。

警察は、今後、骨の鑑定を行うなどして、死後どのぐらい経過しているかや、いつどのような経緯で埋められたのかなどについて調べることにしています。


現場は多くの観光客が訪れる場所よりも西側におよそ１．５キロ離れていて、ふだんは人があまり訪れない所だということです。

鳥取県砂丘事務所の堀部晴彦所長は「まさか砂丘から人の骨が見つかるとは思いもしなかった」と話していました。