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- 11/04/22 23:34:17
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、国内外の大規模災害で被災状況把握などに大きく貢献してきた世界最大級の地球観測衛星「だいち」に電力系統のトラブルが起こり、地上から制御不能になったと発表した。平成18年1月に打ち上げられただいちは、設計寿命3年、目標寿命5年とされ、現在は運用6年目だった。
JAXAは現在、後継機の設計を進め、25年度の打ち上げを目指しているが、それまでの地球観測は、海外の衛星に頼らざるを得なくなるという。
JAXAによると、巨大な太陽電池パドルで発電しながら、高度約700キロの軌道で地球を周回していただいちは22日午前6時41分ごろ、ベルギー上空で電力系統に異常が発生。発電量が徐々に低下して午後1時半ごろにはゼロになり、衛星としての機能を失った。
太陽電池パネルや関連機器が寿命で壊れたとみられる。地上から復旧を試みているが、このままだと高度を下げ、10年以上先に大気圏に突入して燃え尽きる。
だいちは3種類の高性能な地球観測センサーを備え、東日本大震災でも被災地の画像を400枚以上撮影し、役立った。
頭悪くてイマイチ理解できないけど、これって危険なの?
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