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- 11/01/08 04:57:09
荒川区に2010年春、開校した小学校はマンションの間に建ち、エレベーターつきの8階建て。 地域で児童が増え、急きょ新設されました。
荒川区立汐入東小学校(南千住8丁目)の1年生(7)の通学は午前8時、20階建てマンションの 12階からエレベーターで降りるところから始まる。母親(35)が自宅ベランダから見守る中、 水色のランドセルを背負って歩く。2分で学校に着くと、3階の教室まで駆け上がる。
小学校は地上8階建て。子どもの転落防止のため、教室の窓は10センチしか開かない。 子どもが40人乗れる大型エレベーターがある。専用グラウンドはなく、体育の時間には近くの 都立公園グラウンドを使う。6、7階は吹き抜けの体育館。最上階の8階は開閉式屋根つきのプール。 水を抜いて底をせり上げ、人工芝を敷くと屋上広場になる。
荒川区では半世紀ぶりとなる小学校の新設が決まったのは07年。近くの汐入小の児童数が急増し、千人を超える勢いとなったためだ。汐入東小はマンションの建設予定地だった場所に急造されたためグラウンドが確保できず、校舎も8階建てになった。学区に戸建て住宅はなく、同校の児童全員がマンションに住む。
地域で急増する人口に保育園や幼稚園の増設も追いつかず、荒川区外の幼稚園に通う子も多い。
住人の間では「南千住マジック」という言葉もささやかれる。子育てのしやすい南千住に住むと、もう1人子どもが欲しくなる、という意味だそうだ。今春、汐入東小学校を卒業する6年生は50人。
4月には新入生が150人以上入学する予定だ。(真海喬生)
どんな学校なんだろう。見てみたいな。
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